コヒルガオ(アイノコヒルガオ)

すがた
撮影地:愛知県東海市中央町1丁目 大池公園

はな
撮影地:愛知県東海市中央町1丁目 大池公園

はなのつけね
撮影地:愛知県東海市中央町1丁目 大池公園

はたけのまわりや、みちばたなどでられ、はななつにさく外来種がいらいしゅです。

このあたりではよく在来種ざいらいしゅヒルガオすくないです。

わけるポイントははなのつけねのくき専門用語せんもんようご花柄かへいとよばれるところのかたちです。 コヒルガオではちいさなヒラヒラしたものがついていますが、ヒルガオははなのつけねのくきなにもついていません。

また、コヒルガオのほうが、ヒルガオよりもはなちいさいです。

※ 専門知識のある方へ。

この地域にあるものを分類の専門家に見ていただく機会に幸い恵まれ、見ていただいたところ、持ち込んだ標本はアイノコヒルガオとの同定結果をいただきました。 (大変お忙しい中、同定していただいた専門の先生に深謝申し上げます。)

したがって、本当は純粋なコヒルガオではなく、ヒルガオとの交雑が進んだアイノコヒルガオとするのが正解です。 しかし、図鑑にはアイノコヒルガオが掲載されておらず、コヒルガオとアイノコヒルガオの識別点も一般にはわかりません。 児童や指導する先生たちが形態的に普通の図鑑で同定していくと、コヒルガオへと同定される結果となりますので、 あえてここではコヒルガオとすることにしました。 代わりに筆者が詳細な調査結果を発表した文献では(吉鶴・吉鶴,2016)、正確にアイノコヒルガオとして掲載しています。

参考文献
吉鶴靖則・吉鶴弥生(2016)東海市中東部の植物目録 〜ビオトープ活動への活用を目指す調査から〜.三河生物.8(9):19−34.西三河野生生物研究会.

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