畑のまわりや、道ばたなどで見られ、花は春にさきます。
花を見て楽しんだり、野菜として使われます。
ときどき、畑からタネがこぼれてきたのか、野生化したものが見つかります。
川の土手や田んぼのわきなどで一面に生えているのは、
よく似たセイヨウカラシナです。
また、よく似た植物にはカンザキハナナもあります。
見わけるポイントは葉の茎へのつき方です。
セイヨウアブラナの葉は、茎についている根元で、茎に葉がかぶさっています。
セイヨウカラシナの葉は、茎に葉がかぶさりません。
カンザキハナナの葉は、茎に葉がかぶさり、葉がしわしわです。
セイヨウアブラナやカンザキハナナの葉のような茎へのつき方は、
専門用語では「茎を抱く」といいます。
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