田畑のまわりや、道ばたなどの草はらで見られる外来種です。
花は春から秋まで見られます。
よく似た植物にはアレチハナガサと
ダキバアレチハナガサがあります。
見わけるポイントは花の色と大きさ、葉の形、葉が茎にどのようについているかです。
ヤナギハナガサの花はアレチハナガサやダキバアレチハナガサよりも色がこく、少し長くて大きめなので、区別できます。
アレチハナガサの葉は、茎をはさんで反対側の葉とはなれており、
葉と葉が一枚ずつわかりやすく、区別できます。
ヤナギハナガサとダキバアレチハナガサの葉は、茎をはさんで反対側の葉とくっついており、
茎がかくされて、葉と葉がつながっているようになっています。
このように葉が茎をかくすようについていることを、専門用語では茎を抱くといいます。
ヤナギハナガサの葉の形は細く、ダキバアレチハナガサの葉は幅が広いことも
区別するポイントです。
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