エビネやランの仲間には人気のものが多く、よく山盗りされることがあります。そのためなかなか見られない種類も多くなりました。この花もそんな花の一つなのかもしれません。生えているはずの場所で見ることができなくてガッカリとして帰る道すがら、見つけたのはとても意外なところでした。トイレ休憩で立ち寄った売店で、子どもたちを待っている暇にとウロウロと道沿いを歩いていました。近くで見つけたアカモノという花の写真を撮ろうとして、もの陰に隠れていたこの花に呼び止められました。やっとの出会いにうれしかったこと。でも、あるところにはたくさんあるようですね。
ちなみにエビネやランの仲間は単子葉類です。葉についている葉脈と呼ばれる筋々が、中心の筋にほぼ平行なことが写真からもわかると思います。
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