葉の付け根をよく見ると、トゲが写っているのがわかります。これが元でヘビが登れないようなトゲがある植物というのが名前の由来です。もっともヘビが登れないのはトゲだけではなく、細くて小さいことにも由来しているのかも。とても登れそうにない、なよなよとしたイメージの植物です。ちなみに同じ仲間のメギという植物には別名でコトリトマラズとついています。仲間同士で「蛇登らず」と「小鳥留まらず」というのは上手な名前の付け方ですね。
ヘビノボラズの葉の付き方は束生といいます。束(たば)になって1つの節から出ていることが写真からもわかると思います。輪生のように茎の周りを葉が囲むのではなく、葉の向きはバラバラなのですが、茎を取り囲まないで生え際は1つというイメージです。
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