貴重な植物が生えているところを開発するとき、移植をして開発をする場合があります。移植をすることで貴重な植物が守られるという考え方ですが、移植場所でその植物が生きていけるかどうかというと、疑問が生じます。そこに元々生えてる植物は、環境が合っているからこそ生えているからです。移植を実験する場所を見たことがありますが、百株以上移植したものが、わずかな期間で数株までに激減しました。
写真のカキランの群生地も無くなるはずの場所でしたが、この実験後に幸い守られることになりました。でも世の中にはこのようなことで無くなった命がたくさんあることでしょう。
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