カワラナデシコ
秋の七草ナデシコの花は、このカワラナデシコといわれています。川の堤防が護岸工事がされておらず、川がしばしば氾濫したような古い時代には、河原に普通に見られた植物らしいです。しかし川が氾濫しなくなり、河原の石が動きにくい安定した状態になったため、各地で見られない場所が増えているようです。また生えている土手などが堤防としてコンクリート付けになったことも減少した原因です。
河原の名前がついていますが草原でもよく見られますので、減ったとはいうものの必ずしも珍しい植物ではありません。