スズメが食べる瓜だからスズメウリ、カラスが食べる瓜だからカラスウリと聞いたことがありますが、実際は違います。スズメやカラスは大きさを比較するときに小さい大きいの意味で付ける名称です。小さな瓜でスズメウリ、大きな瓜でカラスウリということになります。同じ様な命名はマメの仲間であるスズメノエンドウとカラスノエンドウにも見られます。
右側にある葉の葉脈は双子葉植物の特徴である網目の状態がわかると思います。葉の周囲にあるギザギザのとがったところに、葉脈がつながっていることもわかります。といっても葉が少しぼけていますのでわかりにくいかなっ。花を主役のつもりで撮ったので、このような解説に使うのは無理があるかもしれませんね。
ちなみに花びらに注目すると、つながっていることがわかります。花びらが1つにつながっているのは合弁花の特徴なのですが、ウリの仲間は離弁花として扱われています。
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