ツユクサ
美しき青色の花。雑草として各地で道端などに生えていますが、青色の野生の花が少ないだけに好きな花の1つです。あるとき昆虫図鑑を見ていると、ツユクサを食べるハムシに害虫と解説がついていました。「雑草駆除に役立つ益虫とされるならともかく害虫といわれるなんて」と思いながら見てみると、染め物の下絵を描くときにツユクサの花を使うとか、薬草として利用する用途があるようです。人の利用に対して損害を与えるのが害虫という意味ではこのハムシは害虫でしょうが、家の前で繁茂している雑草のツユクサを見ていると、害虫と呼ばれるのがかわいそうな気がしてきます。ツユクサを栽培しているところがあるのかどうか知りませんが、被害はどのくらいあるのかも気になります。ちなみに写真左の手前側の葉は何かに食べられたような跡がありますが、このハムシが犯人かどうかはわかりませんでした。

葉は互生です。ちょっと写真がわかりにくいかな。