ブーディン構造
中程にある白いところは石英の脈です。一つながりの脈がその伸びている方向に引っぱられることにより、ブツブツと切れた形になっているのがブーディン構造です。周りのところはひっぱられても切れない程度に引き伸ばされるやわらかなところだったようで、堅くて伸びにくい石英部分だけがブツブツになっています。なおブーディンとはソーセージのこと。写真のように断面で見たときに、つながったソーセージを連想させることからついた名前です。

(撮影地 : 佐賀県厳木町厳木ダム)