シロオビノメイガ
ハネを広げた姿しかない図鑑や標本を見ていると、すごくきれいであったり、目立ちそうな色合いのチョウやガがたくさんいます。この種類もハネにある白い筋の模様が、図鑑ではかなり目立つ気がしました。しかし枯葉の表の茶色と裏の白色の組み合わせの中ではものすごく自然な色合いです。とまっている姿を見つけたとき、「お見事!」という言葉しか浮かびませんでした。この写真は模様の持つ意味と、図鑑だけで模様を考えることの怖さを知った思い出の写真となりました。