トノサマバッタのオスとメスです。下になっている大きい方がメスになります。トノサマバッタには緑色のものと茶色のものの2種類の色があり、葉の中で見付けにくいものと、土の上で見付けにくいものという感じになっています。このような2種類の色を持つものは、他のバッタや、同じ様な環境にいるカマキリでも見ることができます。
なお、ものすごい集団となり、畑という畑、草原という草原を食べ尽くしてしまう飛煌(ひこう)として恐れられる種類の一つです。このような恐ろしい集団をつくるような特別な状態は、よほど食物が少なく個体数が多い場合にのみ起きることで、飛煌となるようなことは日本ではほとんどないようです。
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