オグマサナエ

オス


産卵


産卵

日本の先住者であったコサナエの後に侵入してきて、コサナエを追いやり、その後日本の特産種へと進化したのではないかといわれているトンボです。 同じようにコサナエを追いやったものにはフタスジサナエがいます。 オグマサナエ、コサナエ、フタスジサナエはいずれも日本特産種で、ミトコンドリアDNAという遺伝子では区別できないくらいの近縁種ということです。 きっと微妙かつ絶妙な場所や環境などの棲み分けで進化していったのでしょう。 いずれも愛知県では絶滅危惧種になってしまいましたが、日本列島形成の歴史を考えさせられる大切な生きものとして、いつまでも残っていてほしいものです。

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