矢作川河床埋没林

 
 
 

愛知県の中央近くを流れる矢作川。 そこの豊田市と岡崎市の市境付近に縄文時代の森林環境を伝える埋没林が露出しています。 日本海側では魚津などに幾つか埋没林が見られますが、太平洋側では珍しいものです。

出水のたびに木が流されり、新たな木が出てきたり、と変化していくのがわかります。 見られるのは水位が低下したときのみなので、そうそう毎回見られるわけでもありません。 一期一会ともいえる出会いのある、埋没木たちです。

詳しくお知りになりたい方は
矢作川河床埋没林調査委員会(2007)地下に埋もれた縄文の森 矢作川河床埋没林調査報告書.139pp. 14pls. 豊田市教育委員会・岡崎市教育委員会.
という報告書が出ており、豊田市郷土資料館などで購入できます。

拙著でも少し紹介しており、他の写真が見られます。
吉鶴靖則・杉浦裕幸(2008)発掘調査以前の矢作川河床埋没林の産出状況.矢作川研究(12):119-122.豊田市矢作川研究所.
矢作川研究は、豊田市矢作川研究所のホームページから、刊行物、矢作川研究、No.12で見ることができます。

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