セイヨウタンポポ

すがた

撮影地：愛知県東海市加木屋町裾

花（はな）

撮影地：愛知県東海市富木島町船島 フナビオ

たね

撮影地：愛知県東海市大田町下前田

田畑（たはた）のまわりや、道（みち）ばたなどで見（み）られます。 花（はな）は春（はる）から秋（あき）までさいていますが、多（おお）いのは春（はる）です。 名前（なまえ）のセイヨウは西洋（せいよう）のことで、もともとは外国（がいこく）から野菜（やさい）としてもちこまれた外来種（がいらいしゅ）です。 日本（にほん）のこのあたりでは、昔（むかし）からあった在来種（ざいらいしゅ）は トウカイタンポポ（別名（べつめい）ヒロハタンポポ）といいます。 船島（ふなじま）小学校（しょうがっこう）やそのまわりでは、外来種（がいらいしゅ）のセイヨウタンポポと、 在来種（ざいらいしゅ）のトウカイタンポポの両方（りょうほう）が見（み）られます。 セイヨウタンポポは船島（ふなじま）小学校（しょうがっこう）やフナビオでよく見（み）られるタンポポで、 小学校（しょうがっこう）の外（そと）では、もともと日本（にほん）にあったトウカイタンポポがたくさん見（み）られます。 よく似（に）たトウカイタンポポとセイヨウタンポポのちがいですが、、 花（はな）がさいているとき、花（はな）の下（した）の小（ちい）さな緑色（みどりいろ）のものが 上（うえ）を向（む）いていればトウカイタンポポで、下（した）や横（よこ）を向（む）いていればセイヨウタンポポです。 この花（はな）の下（した）の小（ちい）さな緑色（みどりいろ）のものは、専門用語（せんもんようご）では総苞外片（そうほうがいへん）といいます。 また、夏（なつ）や秋（あき）にさいていたら、まずセイヨウタンポポです。 ふつう、トウカイタンポポは春（はる）にしかさきません。 ※　専門知識のある方へ。 遺伝子的にはセイヨウタンポボもトウカイタンポポもアイノコセイヨウタンポポとすべきかもしれませんが、 遺伝子での同定は一般にはできないこと、特徴から同定すると多くの図鑑に掲載されているセイヨウタンポボとトウカイタンポポ になってしまうこと、児童への説明が遺伝子では難しいことなどから、ここではセイヨウタンポポで紹介しています。

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