田畑のまわりや、道ばたなどで見られます。
花は春にさきます。
名前のトウカイは東海のことで、このあたりの地域名で、
日本に昔からあった在来種です。
船島小学校やそのまわりでは、在来種のトウカイタンポポと、
よく似た外来種のセイヨウタンポポの両方が見られます。
船島小学校ではトウカイタンポポは飼育小屋の前などでよく見られ、
セイヨウタンポポもフナビオなどで少し見られます。
よく似たセイヨウタンポポとトウカイタンポポとのちがいですが、
花がさいているとき、花の下の小さな緑色のものが
下や横を向いていればセイヨウタンポポで、上を向いていればトウカイタンポポです。
この花の下の小さな緑色のものは、専門用語では総苞外片といいます。
また、ふつう、トウカイタンポポは春にしかさきません。
夏や秋にさいていたら、まずセイヨウタンポポです。
※ 専門知識のある方へ。
遺伝子的にはセイヨウタンポボもトウカイタンポポもアイノコセイヨウタンポポとすべきかもしれませんが、
遺伝子での同定は一般にはできないこと、特徴から同定すると多くの図鑑に掲載されているセイヨウタンポボとトウカイタンポポ
になってしまうこと、児童への説明が遺伝子では難しいことなどから、ここではセイヨウタンポポで紹介しています。
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